ブログ|東洋医学における呼吸器の病「喘息」②

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東洋医学における呼吸器の病
「喘息」②

前回は寒痰阻肺の喘息と熱痰阻肺の喘息についてでしたが、今回は似たような陽虚痰阻の喘息、陰虚痰阻の喘息についてです。

寒痰阻肺と陽虚痰阻
熱痰阻肺と陰虚痰阻

それぞれ冷えと熱によって増悪しますが、根本的な違いとして、前回の寒痰阻肺、熱痰阻肺タイプの喘息は身体の正気が充実していて起こる実証(実寒と実熱)。

今回の陽虚痰阻、陰虚痰阻タイプの喘息は弱りから来る虚証(虚寒、虚熱)という大きな違いがあります。

実に対しては気の流れを良くする治療。
虚に対しては弱りを補う治療を行う必要があり、この虚実を間違えてしまうと治療を行ったのに悪化してしまう可能性があります。

基本的に急に起こってまだ期間がそこまで経ってない喘息は実証。慢性的に長期にわたって起こっている喘息は虚証が中心ですが、詳しくは東洋医学的に診られる漢方医や鍼灸師に診てもらうことが重要です。

次回で喘息篇は終わります(@_@)

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