【症例集】小児の鍼
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【症例1:3歳女児】
【主訴:両頬の赤みと乾燥、喘息】
【現病歴】
1歳頃より両頬が乾燥して赤くなる。特に風邪を引いたときは赤みが強くなり、痒そうにしていた。
痒みが強いときはプロトピック使っていたが、今後の影響を考えてあまり薬は使用したくなく、当院に来院されました。
また季節の変わり目のときにアレルギー反応で鼻水が出て、その後痰がらみの喘息がありました。
病院で検査したところダニアレルギーがあると診断。
鼻水があるなし関わらず、いびきが気になる。
【施術~施術後】
背中がバリバリに凝っていて、触ると熱くなっていたため、「肝鬱化火」から「肺」の臓へ影響していると考え、古代鍼(銀)で上背部全体に散鍼を行いました。
始めは鍼をすごく怖がっていましたが、少しこそばゆい感じだけで施術が終わって、ニッコリして帰って行かれました。
施術4回目くらいから、両頬の赤みが引いてきて、薬を使わなくても問題なく行けるようになり、現在も週一回のペースで来院され、風邪を引いても喘息や頬の赤み悪化せずに、元気にされています。