【症例集】ヘルペス予防の鍼灸
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【症例1 60代 女性 2018年10月来院】
【主訴】ヘルペスの予防
【現病歴】
陰部ヘルペス発症前に、ご自身と娘さんの乳がんが見つかり、抗がん剤+放射線施術を行う。
そのストレスが大きく不安な気持ちで過ごしていた。病院に行き、抗ウイルス薬と痛み止めを使い一時的に緩解するがすぐに発症。
何度もヘルペスを繰り返すため、鍼灸治療を開始。
【施術】
ストレスや化学療法治療による免疫力低下が原因と考え、先ず体表観察を行う。
背中の脾兪というツボが虚し(弱ってる)、肝兪というツボが実(緊張)していたため、
実の肝兪のツボを緩めることによって、脾兪の虚してるツボを立ち上げる方法をとる。
行事が重なる等、疲労が溜まっている時は、「腎」の弱りを補う鍼を追加する。
【施術後】
5回目の施術の段階で、月1~2回ヘルペスが起こっていたのが、一か月以上ヘルペスの発症はなく快適に過ごせるようになる。
その後、ご自身の乳がんは数値上では改善し経過観察になるが、娘さんの状態が悪くストレスにより、
再びヘルペスが再発。いままでは治るのに一か月はかかっていたのが、
ただ、鍼灸治療を継続していたため一週間以内にヘルペスが消失。
現在も月2~3回通院中。ここ2年ほどは年に1回再発する程度(すぐに消える)で元気に生活できている。
※記載の症例は、当院の鍼灸を受療されて同じような経過をたどることを保証するものではありません。
症状・病気の程度、生活習慣や体質の違いで効果は異なることがあります。
施術を受けられる際の参考としてご覧ください。
その他症例は以下からご覧ください。
ヘルペスについては公益社団法人 日本皮膚科学会
皮膚科Q&Aに詳しく書いていますので、ご参照ください